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受験体験記 S.Y.さん [受験体験記(2008年入学)]

1.プロフィール
(1)在籍プログラム:LL.M.(2009年度)
(2)留学形態:社費
(3)出身業務・業務経験:商社法務部に5年半勤務。
(4)海外経験:大学時代に1年間カリフォルニアに交換留学+出張+旅行

2.留学の動機
(1)業務上米国案件が多いので、米国の法制度を体系的に学びたいと思ったこと
(2)大学時代の留学が自分を成長させてくれたので、いつかまた行きたいと思っていたこと

3.バンダービルトを選択した理由
(1)卒業生の方に会ったときに、満足度が高いことが伝わってきたこと
(2)LL.M.の人数が比較的少人数であること
(3)アドミッションの方の対応がよかったこと
(4)出張や旅行では来られない場所に留学したかったこと
(5)都会に行きたくなかったものの、コーン畑しかないような田舎もちょっと生活が大変だと思ったので、その中間の場所に行きたかったこと

4.TOEFL
 我々の代からiBTが主流になり(年に数回だけPBTが開催されます)、予想していた通りSpeakingの点数が伸びなくて苦労しました。AGOSに通いましたが、正直点数はそれほど伸びませんでした(AGOSが役に立たないという意味ではありません。AGOSに行って点数が伸びた知り合いを多く知ってますので。ただ単純に、Reading等他のSectionに比べて、Speakingは短期間に点数を上げるというのが難しいSectionだと個人的に思ってます)。不安にかられて結構ぎりぎりまで受け続けましたが、結局出願に使ったのは6月の結果でした。幸い、VanderbiltはSection毎の点数を要求していなかったので助かりましたが、大学によってはSection毎にスコアを設定しているので、もし今受験されている方でそのような大学を受験される方は頑張ってください。なお、私が出願したときは、GeorgetownがSection毎のスコアを要求しており、合計点では上まわっていたのでダメもとで出願したところ「TOEFLのスコアにバラツキがあるので再度TOEFLのスコアを出して下さい」というような内容の手紙がご丁寧に郵送されてきました。

5.エッセイ・推薦状。
(1)エッセイ
 会社の先輩にLL.M.の卒業生が多数いるため、過去のエッセイ(特に、予備校に通われて作成されたエッセイ)を参考に作成しました。英語は、同僚の米国人弁護士にチェックしてもらいました。LL.M.のエッセイはほとんどの大学が要求する内容は同じですが、文字数が異なっていることが多いです。短いエッセイを肉付けすることよりも、長いエッセイを削る方が楽なので、自分の受験校の中で最も長い文字数のエッセイを最初に完成させて、それを他の大学用にアレンジする方法を取りました。

(2)推薦状
 3通(会社の上司,大学時代のゼミの担当教官,大学時代に少人数のクラスで仲良くなったアメリカ人教授)お願いしました。
 アメリカ人の教授は、推薦状を書くことになれていたのですごく楽でした。大学時代のゼミの担当教官は、現役の裁判官なので大変お忙しい方だったのでご迷惑にならないようなるべく早いタイミングでお願いするよう心がけました(私の会社の先輩は、所属されていたゼミから毎年大勢LL.M.に留学するそうで、ゼミの教授が、推薦状を全員分書けないため一定の人数に達したら断るというポリシーを取られていて[推薦状のクオリティを維持するためとのこと]苦労したと聞きました。レアなケースかもしれませんが、こういうこともあるかもしれませんのでなるべく早いタイミングでお願いすることがよいのではないかと思います)。

6.一言
・もっと田舎だと思っていましたが、小さいなりにいろいろと揃っていて(まあまあ賑わっているダウンタウンや相当ちゃんとしたショッピングモール、日本食スーパー等)住みやすい街だと思います。
・アメリカに来てから3か月程度経過しましたが、非常に楽しく過ごせています。出願準備は時間がかかりますし、大学によっては非常に対応が悪くイライラすることもあると思いますが、留学後の楽しい生活を想像しながら頑張って下さい。




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