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受験体験記 Kさん [受験体験記(2009年入学)]

1. 略歴
(1) 在籍プログラム:LL.M. (2010年度)
(2) 留学形態:社費留学
(3) 職務経験:メーカー法務に5年勤務
(4) 海外経験:特になし

2. 留学の動機
・ スポーツ法やエンターテイメント法を学びたかった。
・ 社費で海外留学できるチャンスを活かしたかった。

3. 受験対策
(1) TOEFL (iBT)
 Hさんもおっしゃっているのと同様に、私もなかなか100点まで到達しませんでした。仕事が秋以降かなり忙しくなってしまいなかなか勉強ができず、100点に到達したのは11月でした。やはり早めに点数を取っておくと後が楽になります。各セクションについてとった対策は以下の通りです。
(Reading)
 日本人には点数を稼ぎやすいセクションですので、市販の教材を購入して2度程度一通り解きました。問題慣れをすればそれほど難しくはないので、満点に近い点数は取れると思います。
(Listening)
 市販教材のListeningセクションやBBCのNewsPodをMP3 Playerに入れて聞いて耳をならしました。BBCはイギリス英語なのでTOEFLのアメリカ英語とは若干違うのですが、耳慣れという意味では良かったと思います。また、聞くだけではなくシャドーイングを繰り返して口と耳の両方の練習をしました。きちんと発音ができていれば聞き取れるようになるので、シャドーイングは非常に有効でした。
(Speaking)
 特に対策はしていませんが、市販教材に一通り目を通して、問題慣れに心がけました。ただスコアがあまり伸びず、一番足を引っ張ったセクションでした。もっと対策をすれば楽になったのにとちょっと後悔しています。
(Writing)
 特に対策はしていません。

(2) Essay・推薦状
 エッセイは今までやってきた仕事と大学で勉強したいことの両方をリンクさせてを記載しました。仕事の関係で非常に忙しくなってしまいなかなか手が着けられず、第1稿ができたのが12月初めで、Early Applicationのある大学には推敲が不十分なエッセイを出さざるを得ませんでした。結果、第1稿のエッセイを送ったところは全て落ちてしまいました。年末を利用して十分に推敲した第2稿のエッセイを提出した大学はほぼ受かったので、当然ですが、きちんと推敲する時間を考慮して早めに書き始める必要があると思いました。第三者のチェックは受けていません。
 推薦状は、大学のゼミの教授と会社の上司にお願いしました。推薦状は早めに対応していたので、10月前には既に頂いていました。

4. バンダービルト大学を選んだ理由
(1) 小規模なLL.M.だったこと。
(2) 勉強に集中できそうな環境だったこと。
(4) 最初に合格通知がくれたこと。
(5) アドミッションの方の対応が迅速かつ丁寧であったこと。

5. 終わりに
 もうすでに出願をされている方が多いかと思いますが、仕事のスケジュールを調整するのはなかなか難しいですので、TOEFLやアプリケーション準備は余裕を見て早めにすべきだと思いました。でないと私のようにぎりぎりで焦ることになります。ロースクール選びについてですが、私は、ランキングにはこだわらず、自分の学びたい科目(スポーツ法かエンターテイメント法)を提供しているロースクールだけを受験しました。折角一年間勉強する時間が得られるチャンスですので、ランキングだけではなく自分のしたい勉強ができるロースクールを選ばれると良いかと思います。


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