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週替わり日記2009秋学期 Hの場合 [週替わり日記(2009-2010)]

初めまして。2009年7月入学のHです。先日秋学期の試験も終わり、今は春学期開始までの間、一息ついているところです。私の秋学期を振り返って簡単にまとめてみました。

1. 秋学期のスケジュール

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履修科目ですが私は開講スケジュールと自分の希望があまり合わなかったということもあり、他の方より少し少なめです。したがってそのぶん春学期に多く履修しなければなりません。

2. 授業の様子
(1) Contract
今年はLL.M.のみの特別クラスが開設されたため、20数人の小規模クラスとなりました。講師は保険会社のインハウスロイヤーが非常勤で勤めていました。非英語圏出身者にも聞き取りやすいようにはっきりと発音してくれていたので私としては有難かったです。また、クラスで教授から指名された時の回答や発言に馴れるという意味で、少人数のこのクラスがよい機会だったと思います。
(2) Corporation and Business Entities
今学期は自分の中でこのクラスがメインだったといってよいと思います。JDとLL.M.合わせて約100人の大人数クラスで、Blairという女性の教授が担当されていましたが、授業の内容がよく整理されていて、解説も丁寧だったと感じました。まだ、試験前のフォローアップや、あらかじめ詳細な試験のインストラクション(問題の種類と配点など)があったこともありがたかったです。内容としては取締役責任やM&Aに相当程度時間が割かれていたように思いますが、LP、LLCなどの会社以外のエンティティにも触れられていました。コールオンはあらかじめクラスを4つのグループに分けたうえでグループ毎の指定が毎回事前になされるので、ある程度は自分が指名されるタイミングが予想できました。なお学期の途中から、同じ授業を履修しているLL.M.の他の学生数名とグループスタディを始めました。授業の前に指定された範囲のケースを読んでポイントを確認し合うというものでしたが、自分の理解を確認できたり、あるいは見落としていた重要点に気づいたりできたことが有益だったと思います。
(3) Legal Research and Writing
WestlawやLexisnexisを使ったリサーチのやり方と、リーガルメモの作成の方法を学びました。授業自体はそれほど負担になりませんでしたが、リーガルメモ作成などの課題が結構大変でした。
(4) International Trade Law
この授業は5日間の集中講座(ショートコース)でした。授業内容は主にWTOの規定と主要な事件についてでしたが、自分にとってはあまり馴染みのない分野でしたので興味深く聴講しました。ただ短期集中講義なので、授業前のリーディングをこなすのがかなり大変で、最終日のリーディングに関してはかなり未読の部分が残ってしまいました。

3. その他
平日はロースクールの授業と予習でほとんど時間が割かれてしまいますので、週末はなるべく家族と過ごすようにしました。ナッシュビルの色々なレストランに食事に行ったり、近所で催されているイベント(ドイツ人街でやっていたオクトーバーフェストが楽しかったです。)を見に行ったりしました。


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