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週替わり日記2009秋学期 Kさんの場合 [週替わり日記(2009-2010)]

こんにちは。2010年度LL.M.のKです。ただいま冬休みで秋学期試験の骨休め中です。あと一週間強で春学期が始まります。私の秋学期の授業の状況は下記の通りです。

1. 秋学期のスケジュール

無題.jpg

上記に加えて、Collective Management of Copyrightsというショートコースを履修しています。

2. 授業の様子
(1) Contract
Hさんと同じ科目です。教授は非常にはっきりと話してくれていたので、非常にわかりやすい授業でした。内容は日本の民法とそれほど違い(もちろんConsiderationの有無など違いはありますが)はないので、理解もし易かったですし、取っつきやすい科目でした。少人数ですので結構頻繁に当てられるので、アメリカのロースクールのソクラテスメソッドクラスに馴れるのにも良かったと思います。
(2) Corporation and Business Entities
こちらもHさんと同じ科目です。教授の講義も分かりやすく、しゃべり方も丁寧でしたので非常に聞き取りやすく、良い授業でした。日本ではそれほど会社法には興味が無かったのですが、この授業はなかなか面白く、会社法に対する理解度も相当程度増したと感じています。私もHさんと一緒にグループスタディに参加していました。グループスタディは授業の理解を深めるためにも有意義でした。
(3) Sports Law
ずっと勉強したかった科目でしたが、講義の内容がNCAA(全米大学体育協会)とアメリカンフットボールについての話がメインでしたので、馴染みの無い私にはついて行くのが結構辛かったです。しかし、アメリカのスポーツのサラリーキャップ、Title IX(教育機関による差別禁止の条項)やスポーツ界における独占禁止法のissue (MLBは独占禁止法の対象外となる等)など、日本では決して学べないことを学ぶことができたので、非常に有意義でした。リーディングアサインメントはないのですが、逆に何を話すか予想がつかないため、かなり集中していないと聞き取るのが難しかったです。ただ当てられることがないので精神的には楽でした。
(4) Legal Research and Writing
これもまたHさんと同じ科目です。教授は非常にハイテンションな方ですが、はっきり話す方なのでわかりやすい授業でした。
(5) LL.M. English
LL.M.生専用の英語のクラスです。これは出席が自由で、単位も与えられない授業です。内容は、与えられたトピックについて話あったり、聞き取りの練習等です。喋る機会を得るという点でなかなか良かったと思います。
(6) Collective Management of Copyrights
5日間のショートコースです。アメリカの著作権管理団体の話を中心に、著作権管理に関する問題点等についての講義でした。リーディング量も多かったですが、教授がパワーポイントを用意して講義をされていたので、理解の助けになりました。また期間中に著作権管理団体の方を招いて話を聞く機会があり、著作権管理の実務に触れることができ非常に良かったと思います。

3. その他
平日はほとんど授業と予習の毎日でしたが、時間を見つけてサッカーをしたり、ジムで筋トレをするなどして体を動かしていました。平日はあまり時間が取れないので(といっても日本にいた頃と比べるとだいぶ時間はありますが)、妻と一緒にレストランやカフェに行くなどして過ごしました。LL.M.の仲間とのイベントもあり、かなり充実した毎日を送っています。



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