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卒業生MのNY Bar合格体験記 [NY Bar]

 J.D.プログラム2007年度卒業生のMです。NY Barは、決して簡単な試験ではありません。一方で、日本の司法試験のように長期間の勉強が必要とされる試験ではなく、短期間集中して勉強すれば受かるだけの実力を身につけることも可能な試験です。NY Barについて、とくに日本人による情報はあまり多くはなく、私が実際に受けてみてわかったこともあります。以下の情報が少しでも今後受験される方のお役に立てば幸いです。

① NY Barとは?

 NY Barは大きく分けて、(1)MPRE(全米共通倫理試験)、(2)本試験一日目(NYポーション)、(3)本試験二日目(MBEポーション)の3つから成ります。一つ目のMPREとは、四肢択一形式60問を2時間5分掛けて解く、弁護士倫理に関する全国共通の試験です。11月、3月、8月の年3回行われていますが、11月に受験する人が多いようです。NY Barに最終合格するためには、MPREにおいて100点を平均とする偏差値方式で85点以上が必要とされています。

 二つ目のNYポーションは、NY州法に関する試験です。下記のMBEポーションの6科目および民事訴訟法・会社法・相続法など約18科目(数え方によって多少異なります)についてのエッセイ(5問、3時間半)および択一(50問、1時間)試験で構成されています。これらに加え、MPTと呼ばれる、配布資料をもとにメモなどを作成する実務試験(1時間半)が本試験1日目に行われます。なお、エッセイおよびMPTについては、試験申込時に選択しておけばパソコン受験が可能です。

 三つ目のMBEポーションは、全州共通の試験です。契約法・憲法・刑法(刑事訴訟法含む)・不法行為法・不動産法・証拠法の6科目についての四肢択一200問を6時間掛けて解きます。なお、米国には全州共通の法律というのは存在しないのですが、全州を大まかにカバーするようなルール、もしくは多数ルールなどについて聞かれます。これが本試験の二日目に行われます。

 大手の予備校としてはNY Barの全てをカバーしているBarbriと、MBEに特化しているPMBRの2つがあります。ちょっと名前が紛らわしいのですが、MPREは試験の名前、PMBRは予備校の名前です。

② 全体スケジュール

 下記のスケジュールはあくまで2007年度7月の試験に基づくものです。また、かなりそれぞれのアクションを早めに取りましたので、下記のとおりでなくてはならない、ということはないと思います。

2006年8月     ホテル予約
2006年8月     MPRE申込
2006年9月     BarbriのMPRE講座申込
2006年10月21日 BarbriのMPRE講座受講
2006年11月4日  MPRE受験
2006年12月7日  MPRE結果発表
2007年3月     Barbriの本試験講座申込
2007年3月     PMBRのMBE模擬試験申込
2007年3月     飛行機チケット予約
2007年3月     NY Bar本試験申込
2007年5月21日~7月11日 Barbriの本試験講座受講
2007年7月13日  PMBRのMBE模擬試験
2007年7月24、25日 NY Bar本試験受験
2007年11月15日  NY Bar本試験結果発表

③ 勉強法

 ここでは私のとった勉強法・感想を参考程度に述べさせていただきます。詳細な勉強法については、Kaoriさんのホームページや、当校の2007年度LL.M.卒業生のMayさんの記事にとても丁寧に掲載されていますので、是非そちらをご参照ください。
http://www.netpassport.or.jp/~wkaoritk/index.html
http://blog.so-net.ne.jp/vanderbilt-law-japan/2007-12-05

(1)MPRE
 
 上記のスケジュールで、講座と試験の間に二週間程度しかないことからもわかるように、MPREは長期間の準備を要求する試験ではありません。講座会場では問題集も配られます。講座終了後にしっかり復習すれば、十分合格できる知識は身につきます。ネックとなるのは、知識そのものよりも、問題を解くスピードではないかと思われます。

(2)本試験

 Barbriの講座および模擬試験を受講し、復習およびアサインメントを大部分こなせば、合格のための必要最低限の知識は身につくと思います。ちなみにBarbriの模擬試験は講座期間内に組み込まれています。もっとも、毎日授業があるので、復習とアサインメントをこなすのはそれほど簡単ではありません。私の場合、一番重視したのは授業の復習でした。しかし、MBEの上級問題には全く手をつけられず、また最終週は自分のノートを見返すことに集中したため、エッセイの練習問題がかなり手付かずで残ってしまいました。なお、講座の内容は、講師が変わる場合を除いて毎年それほど大きな変更はありませんので、前年度の受講者のノートを手に入れると非常に役に立ちます。

 PMBRの模擬試験および問題集はプラスアルファだと思います。私はPMBRの模擬試験を受け、その復習もしましたが、模擬試験申し込み時に配られた分厚い2冊の問題集には全く手を付けられませんでした。もっとも後述のように、私は本番のMBEをかなり難しく感じましたので、これらの問題集をしっかりやっておけばもっと簡単に感じたのかもしれません。なお、私のMBEに関するスコアは、Barbri模試が119点、PMBR模試が97点、本試験のScaled Scoreが145.9(素点は不明)でした。
 
 ちなみに、J.D.の学生はMBEの6科目のほとんど、およびNYポーションにかかわる科目のいくつかを、既に授業で学んでいます。もちろんNY法そのものを学ぶことは(一部のNYの学校を除いて)ほとんどありませんし、授業とNY Barの勉強では学ぶ内容も性質も大きく異なります。ただ、法律用語や全体構成を知っているという点で、J.D.のほうがLL.M.の方々よりも優位な立場にあることは確かだと思います。不安に思われる方は、Barbriの講座開始前に、PMBRが開催している6科目事前講座や市販のテープなどを聞いて、概要を学んでおかれると良いと思います。

④ 試験当日の様子
 
 NY居住者以外は、パソコン受験・筆記受験者ともに、基本的にAlbanyでの受験となります。ちなみに、2007年度はAlbanyのパソコン受験者が予想よりも多かったため、申込締切後に先着順でManhattanでの受験も受け付けていました。私は大きな会場での受験が嫌だったので、Manhattan受験は申し込まず、結局Albany空港近くの、Desmonde Hotelでの受験となりました。実はもともとダウンタウンのホテルしか確保していなかったのですが、会場発表後にすぐにインターネットで調べたところ、会場から徒歩5分程度のHoliday Innを押さえることができました。この時期にはかなりのキャンセルが出ますので、インターネットを逐次チェックされると良いと思います。

 試験の二日前の日曜日にAlbany入りし、試験会場の下見や軽めの勉強をして本試験に備えました。覚え切れていない部分も多々あったのですが、無理して細かい部分を詰め込むよりも、体調を整えるほうが重要と自分に言い聞かせました。特に前日の夜は早めに勉強を切り上げ、頭を使わなくてすむアニメ映画を見て床に就きました。

 試験第一日目は、NYポーションが行われました。1時間前に会場入りし、飲み物やスナックも取り揃えて万全の準備をしたのですが、試験開始の合図とともに大変なことが起こりました。私はパソコン受験をしていたため、受験用のソフトを立ち上げ必要なパスワードを打ち込んだのですが、読み込み中を示す砂時計が回転したまま、なかなか次の画面に進みません。仕方ないので、とりあえずマークシート方式の択一試験から始めました。

 ところが20分ほどたっても、パソコンの画面の中ではまだ砂時計が回転したままです。技術サポート担当者を呼んでもらったのですが、どうも会場に一人しか担当者がいないらしくなかなか来てくれません。やっと来てくれたものの、もうこれは再起動しかないとのこと。仕方なく再起動すると、画面が真っ青に。「ああこれはハードディスクがいかれちまった。もうどうしようもない。」とのこと。F○○K!と大声で叫びそうになりましたが、たしかにどうしようもない。覚悟を決めて、エッセイは全て手書きにすることにしました。

 ロースクールに入学して以来、ノートや試験はすべてパソコンを使用してきたため、手書きで受けなければいけないというのは大変なショックであるとともに、非常に困難な作業でした。通常であれば回答のアウトライン(大枠)を考えたらあとはひたすらタイプしつつ編集作業を行うのですが、筆記だと全てしっかりと考えてから書き始めなければなりません。行を空けて書いてはいけないとの指示があるため、あとから付け足すことも出来ません。

 午後の試験ではショックを引きずってしまったのか、MPTの回答用紙にエッセイの回答を書いてしまいました。気づいたのは回答を全て書き終えた後で、「ああこれでBarも終わりだ」と観念したのですが、係員のおばちゃんに聞くと、表紙の「MPT」を消して「エッセイ」に書き換えればよいとのこと。パソコンが崩壊した私を不憫に思ったのか、ほかにもあれこれとおばちゃんは親切にしてくれました。

 いちおう全てのエッセイおよびMPTを終えることができ、たぶん主要論点はそこそこ押さえられているだろうとの感触はありましたが、パソコンクラッシュのショックもあって全く自信はありませんでした。いくつか基本的なルール、たとえば犯罪の成立要件といた暗記必須のルールを「ど忘れ」してしまったり、5問中1問は全く知識のない論点が出たりしたため、ルールを適当に作り上げる部分も多少ありました。ちなみにその一問については、周囲の学生も同様に難問だと感じていたようです。今思うと、こうしたことは多少の差はあれ誰にでも起こることですので、重要なのはそのときにいかに慌てずに対処できることだと思います。

 一日目終了後はできれば勉強をしたくなかったのですが、試験のせいで頭が完全にNY州法モードになってしまっていました。そのため、MBE6科目の全国ルールとの違いを思い出そうと、とりあえず一通りの復習をしました。夜は再び映画を見て頭を休めました。二日目はMBEポーションで、すべてマークシート方式の択一試験です。もうパソコンやその他のトラブルに悩まされることもないので、安心して望めましたが、問題はBarbriの模試や、それよりも難しかったPMBRの模試よりも、さらに難しく感じました。ただ難しいといっても、誰も知らないようなルールを聞く問題というよりも、ルールそのものは知っていても当てはめがむずかしく、答えを一つに絞りきれない問題が数多くあったという印象です。

⑤ 合格発表

 試験結果の発表は11月15日。11月に入ると周りの一年目アソシエイトたちもそわそわし始めました。事務所のポリシーでは、一度めの不合格は「何かの間違い」としてもう一度受験の機会が与えられるものの、もう一度落ちたら職の保証はありません。また、仕事を続けながらもう一度あの勉強をするかと思うと、精神的にも肉体的にも非常につらいものがあります。ですから、この結果発表はわれわれにとっては最大の関心事でした。「11月16日の合格者リスト発表の前日の9時に、オンラインで自分だけの合否をチェックできるらしい」という情報は、瞬く間に事務所内に伝わりました。

 朝の9時、この日ばかりは出社を遅らせ、家で発表をチェックすることにしました。震える手で受験番号と生年月日を打ち込むと、そこには(当然ながら)英語で数行が書かれています。とっさに頭に入ってこず、ゆっくりと始めから読んでいくと、しばらくしてWe congratulate you … の文章が。この数ヶ月間胸につかえていたものが取れた思いでした。特に、パソコンが破壊され慣れない手書きを余儀なくされたことから、正直落ちてもおかしくないという不安がありました。ちなみに、この日には1年目アソシエイトが全員集まる会議があったのですが、全員揃って合格ということで、みな晴れ晴れとした表情でした。

 なお、NY司法試験委員会の発表によれば、今年は10,907人が受験し、全体の合格率は70.6%で昨年よりも1.1%上昇したとのことでした。ちなみに、Foreign Educatedの学生の合格率は37.9%とのことでした。より詳細なデータは、http://www.nybarexam.org/PRESS.HTMをご参照ください。また、この発表によれば、パソコン受験者のうち47人のエッセイの一問ないしそれ以上のデータが失われ、その部分を統計的に処理するなどの救済措置がとられたものの、23人が不合格だったということです。パソコンが破壊されるという経験をした私にとっては他人事ではなく、たとえ数字的な救済は行われたとしても、その人たちの試験中の精神的ダメージははかりしれません。

⑥ Tips
 
 個人的な経験から得た、試験前に知っておくべき、もしくは知っておくと得するかも知れない情報です。

• ホテルはなるべく早く確保する。ただし、試験会場発表(試験の2週間前くらい)直後にキャンセルが相次ぐので、確保できなくても、その時期にトライするべき。一方で直前にキャンセルできないホテルもあるので、キャンセルポリシーを確認すること。試験会場となるホテルを確保できれば、荷物・食事・空き時間などすべての面で便利です。また、空港からシャトルで送迎してくれるホテルもあるので、事前に確認を。

• 飛行機は数ヶ月前からしか予約できない一方、直前の確保が難しいので、会場がマンハッタンになる可能性も考慮してNYC経由にするとよい。

• 現地入りは少なくとも前々日にして、飛行機がキャンセルされるリスクを担保する。今年度は前日にDCからの飛行機がキャンセルされ、試験を受けられなかった人がいたそうです。

• 会場まで徒歩の場合は、折りたたみ傘を忘れないように。ホテルではあまり売っていません。

• 試験会場の下見をしておくこと。会場となる部屋、トイレの位置、荷物を預かってくれるか否か、ランチや飲み物は手に入るか、など。私が受験したDesmondeでは、予約しておけばランチボックスが手に入るようでした。もっとも、レストランもすいていたので、私は二日ともそちらを利用しました。

• アナログの腕時計を持参すること。デジタルはチケットの注意書きで明確に禁止されていますが、アナログであればかまわないようです。私の試験会場には、なんと時計がありませんでした。

• 耳栓、目薬、音のしないスナック、予備の鉛筆(赤鉛筆は使用不可)、鉛筆けずり、ボールペン(黒か青)、蛍光ペン、消しゴム、常備薬、身分証明書なども持参するべき。会場には、これらを入れた透明ケースを持ち込み可能です(Barbriでも授業中にケースが配布されます)。なぜか財布は持ち込めないので、宿泊しているホテルに預け、現金をポケットに入れて持ち歩く必要があります。また、手書きはボールペンでなくてはなりません。ルールが変わる可能性があり、また私のルールの読み方が正しい保証もありませんので、各人しっかりとルールをお読みください。

• 昼休みは1時間半あるので、結構時間をもてあましてしまいます。会場に荷物を預けることができるようであれば、ノートや参考書などを持ち込んで軽く復習するのも良いでしょう。

• 周囲に必ず「試験簡単だったね」などとのたまう人たちがいると思いますが、無視するか適当に相槌を打っておきましょう。試験後の感触と結果は必ずしも一致しません。

• 手書きとパソコンの差をあまり感じずどちらにするか迷っているのであれば、手書きにするべきです。パソコンの便利さは捨てがたい一方、私のような事例もあるので、もし迷っていたなら悔やんでも悔やみきれなかったでしょう。

 最後に、繰り返しになりますが、NY Barは決して簡単な試験ではありません。かといって、超難関の試験でもありません。信念を貫いて勉強され、みなさまが合格されることを祈念いたします。

【2008年3月4日 追記 合格後の手続き】

2007年12月5日   申請書送付
2008年1月11日   面接等スケジュール受領
2008年2月25日   面接
2008年2月26日   オリエンテーション
2008年3月3日    宣誓式、正式にNY弁護士資格を取得
 

 面接などのスケジュールは、申請書の受領順に割り当てられるようです。私は、First Departmentで弁護士資格を取得しました。NY Barは当時テネシー州に住んでいたためThird Departmentで受験し、現在もニュージャージー州に住んでいますが、勤務先がマンハッタンにあるため、合格発表の前に異動願いを出しました。具体的には、勤務先のレターヘッドを使って、Third Departmentに「勤務先がNYなのでFirst Departmentに異動してくれ」というFaxを送ると、後日First Departmentから了解のレターが送られてきます。Bar受験後に日本に帰国された方はおそらくThird Departmentでの申請になるため、スケジュールなども異なってくると思われます。また、以下の記述はあくまで2007年7月のNY Barに関するものですので、今後変更になる可能性があります。

(1) 申請書作成

 受験者のバックグラウンドなどにより必要書類は多少異なると思いますが、基本的に必要なのは、以下の4つの書類です。なお、合格発表前から準備をしておいて、合格発表と同時に申請することも可能です。合格前から推薦状などをお願いするのは、ちょっと度胸がいりますが。

① Application for Admission Questionnaire:職歴その他の個人的情報について答え、署名した上で、公証してもらいます。米国では法律事務所や学校には多くの公証人がいるため、その人の前で署名し公証してもらえばよいのですが、日本の場合は、公証人役場まで行く必要があると思われます。

② Law School Certificates:卒業したLaw Schoolに書類を送付して、Law Schoolから弁護士協会に直接送付してもらいます。私はJ.D.資格のみでNY Barを受験しましたが、日本でも法学部を卒業しているため、そこからもCertificateをもらわなければいけませんでした。私の卒業した大学は、海外にCertificateを送付してくれないため、東京事務所の人を代理人として、そこから協会に送ってもらいました。厳封の必要はありません。

③ Legal Employment Affidavits:法律に関する職歴(パートタイム・フルタイムを問わず)について、勤務先から発行してもらいます。下記④も同様ですが、日本の方にお願いする場合には、公証人役場で署名を公証してもらう必要があります。

④ Affidavits as to Applicant’s Good Moral Character:簡単な形式の推薦状です。2通必要で、うち1通は「できるだけ」弁護士であることが望ましいとされています。受験者および卒業したLaw Schoolの関係者は推薦者になることができません。私の場合は、Law Schoolの同級生の奥さん(弁護士)と、Vanderbiltの別の学部のスタッフの方にお願いしました。

(2) 面接・オリエンテーション

 面接は一対一で行われます。パネルで仕切られた部屋の中に10人ほどの面接官がいて、面接官は何らかの法律関係者と思われますが、私の場合は年配の女性の判事の方でした。特に難しい質問は無く、なぜロースクールに行ったか、いまはどんな仕事をしているかなど、あっけなく数分で面接は終わりました。ただ、面接官により内容は異なるようで、私のはるか前に面接室に入った受験生が、私が終わったときもまだ面接していました。オリエンテーションは翌日、別の場所で行われました。3人のLawyerのスピーチを聞くだけです。

(3) 宣誓式

 面接の約一週間後、マンハッタンのNY州高等裁判所にて宣誓式が行われました。今回の対象者は70人ほど、家族や友人の同伴も可能なため、かなりの混雑でした。残念ながら、裁判所の中では写真をとることができません。裁判所の傍聴席に座って待っていると、5人の裁判官が入ってきました。これから一人一人宣誓を行うのかなと思いきや、係員が一人立ち上がって、「では皆さんも立ち上がって、後に続いて言ってください。I swear …」と、70人が一斉に宣誓を行うのです。内容はごく短く、「合衆国憲法とNY州憲法を遵守し、誠実に業務を行います」というものでした。その後一人の裁判官から10分ほどスピーチがあり、それで宣誓式はあっけなく終了でした。これでやっと私も正式なNY州弁護士ですが、変わったことといえば、「Not yet admitted in NY」がメールの書名欄や名刺から削除されたことくらいでしょうか。


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