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週替わり日記2009春学期 その5 S.T.の場合 [週替わり日記(2008-2009)]  [週替わり日記(2008-2009)]

2月も終わりにさしかかり、LL.M.の生活もいよいよ終盤です。まだまだやり残しているものがたくさんありますが、帰国まで一つずつ終わらせていきたいと思います。

1. 授業の様子
今学期の私の時間割は以下のとおりです。週2コマの授業を4つ取りました。いずれも、2,3年生用の授業です。先学期は、一般的に大変と言われている一年生用の授業しか取らず、2,3年生用の授業は少しは楽なのかなあと思っていましたが、宿題が多い授業が多く、あまり楽だとは感じません。期末試験で試験が4つあるのも大変そうです。



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2. 食べ物雑感
今回は、ナッシュビルでの食事情について少し触れたいと思います。当初は毎日自炊を目指していたものの、勉強が大変になってきて、かなり挫折しかかり、今では細々とたまに自炊を楽しんでいる料理初心者の感想です。ナッシュビルにも日本食材店があるので、調味料や納豆など一応一通りのものがそろいますが、NY等の大都市と比べて、種類が豊富でない点は否めません。それは、予め予想していましたが、以下では、ちょっと細かい日米の食材の違いをご紹介します。

a. 人参
人参は、アメリカも日本も同じだろうと思っていましたが、アメリカの一般的な人参は、とても細くて見た目も乾燥している感じで、あのみずみずしい日本の人参とは違います。そのせいか、お料理にあまり人参を使わなくなったような気がします。また、手の小指ほどのベビーキャロットもよく見かけます。

b. キャベツ
こちらのキャベツはとても固いです。少々炒めたくらいでは、あまりおいしく食べられません。でも、30分ほど煮込むと普通においしく食べられます。

c. ブドウ
こちらのブドウは、巨峰より小粒で、実が固く、皮をむかずにそのまま食べます。甘みも巨峰に比べると少ないのですが、その素朴な味と食べやすさが気に入りこちらに来た当初、私は毎日ブドウを食べていました。

d. 鷹の爪
ピリ辛味が好きな私は、こちらに来て唐辛子を使ったお料理を作ろうと思ったものの、スーパーで鷹の爪がなかなか見つかりませんでした。巨大な乾燥した唐辛子(長さ10センチくらい)を細かく刻むと、日本の鷹の爪と同様に使えるそうですが、私は日本から鷹の爪を送ってもらいました。

e. お肉
こちらでは、日本食材店に行かないと薄切りのお肉が売っていません。私が日本から持ってきたお料理本は薄切り肉を使うものが多いので、使えるレシピが限られてしまいました。

f. 卵
日本ではよく卵料理を作っていましたが、こちらでは、生卵は怖くて食べられず、半熟も不安なので、しっかり火を通すしかありません。そうするとあのとろりとしたおいしさがなくなってしまい、あまり作らなくなってしまいました。

こちらに来てからよく使うようになった野菜は、パプリカとマッシュルームです。普通のピーマンがないのと、エノキやシメジは値段が高いのでこれらを使っています。ちなみに、こちらのレストランでは、マッシュルームがほとんど生で、かつ、結構厚切りで出されることがあります(たまにお味噌汁に入っています。)。また、日本のナスも売っていますが、やはり値段が高いので私は米ナスを使っています。せっかくなので、今度米ナスのあの大きさを活かして、中身をくりぬいて外側を器にしたグラタンに挑戦しようと思っています。
なお、スーパーでは、野菜は量り売りで、レジのところで量っているので、かごに入れる時は、一つ一つがいくらなのかよくわからないままです。

最後に、留学されるときに、和のおもてなしをしようと、和食を練習される方のために。こちらでは、日本食の代表料理の中に、「照り焼き」が含まれます(私は、こちらに来るまで、照り焼きが日本料理だとは特に認識していませんでした。)。もっとも、こちらのレストランで出される照り焼きは、大抵ソースが甘すぎて、あまりおいしくありません。ですので、ホームパーティーでおいしい照り焼きを出せば、「これが本当の日本の照り焼きなのよ」と胸をはって言えます。


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