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受験体験記 Hideさん [受験体験記(2006年入学)]

1. プロフィール
• 在籍プログラム:LL.M.(2007年度)
• 留学形態: 社費
• 出身業種・業務経験:某金融機関に7年強勤務
• 海外経験: 特になし

2. 留学の動機
• 国際法務のスペシャリストとして活躍するための素養を身につけるには、留学することが一番の近道であると考えたため。

3. バンダービルトを選択した理由
• 一番最初に合格をくれた。(年末に出願し、年明け早々に合格通知が届いた。)
• アドミッションや卒業生(日本人LL.M.の方々)が大変親切であった。
• 米国人の大学教授から、大変よいプログラムであるとの評価を聞いた。

4. TOEFL 
• TOEFL対策として、プリンストン・レビュー、駿台留学センター、イフ外語学院等に通学。
• プリンストン・レビュー:日本人講師が日本語で受験テクニックを教えてくれる。受験テクニックは日本語で説明を受けたほうが細かいニュアンスを理解でき、より身につくと感じた。TOEFL対策の勉強をしたことのない人が、最初に通う予備校としてよかった。
• 駿台留学センター:Listeningは全8コマが1セットで、最初の1コマが解説のみ(頻出問題、ボキャブラリーの解説など)で、残り7コマが問題演習と解説という形式。ReadingとStructureは問題演習中心。少人数クラスのため、講師の目がよく行き届いているという印象。丁寧に指導してもらえる点を考えると、受験テクニックを身に付けたうえでの個別の弱点克服としてよかった。
• イフ外語学院:Listeningは問題演習とその解説が中心。ネイティブ講師が英語で授業を行う。問題演習量が非常に豊富なので、問題形式に慣れるのに最適だった。
• ちなみに、当校ではTOEFLのスコアは要求されるものの、最低必要点のRequirementはない。

5. エッセイ・推薦状
• 駿台留学センターを利用。カウンセラーは毎年LL.M.受験生のエッセイを見ているので、アドミッションのツボをよく押さえてくれた。文法などのネイティブチェックはEssay Edgeを利用。
• エッセイのネタは、法務部での業務経験をもとに、アドミッションにウケそうな話を取捨選択。
• 推薦状は、会社の上司、大学時代のゼミの教授、業務上つながりのあった弁護士の3人に依頼。
• 当校の出願にあたりLegal Writing Sampleが必要になったが、LL.M.での研究テーマをより詳細に書いたものを提出した。

6. その他
• キャンパスビジット:9月中旬に一週間ほどかけて、東海岸・西海岸の学校を数校訪問した。英会話力に自信がなかったので、アドミッションとは接触せず、街の雰囲気をつかむことを目的とした。
• GPA(大学時代の成績)・TOEFLともかなり低かったので、受験校の絞込みに細心の注意を払った。その際、プリンストン・レビューが公表している合格実績表がとても参考になった。 あくまで私見であるが、LL.M.はGPAとTOEFLだけでかなりの部分の合否は決まってしまう。上位校ほどこの手の数字に厳しく、エッセイで取り返すのは至難の業。

7. 最後に・受験生にひとこと
• 日本でお会いしたLL.M.卒業生全員がとても満足したと口をそろえて仰っていたのがとても印象に残っています。
• 確かにVanderbiltは日本での知名度こそありませんが、Law & Businessの分野については特に優秀な先生が集まっています。また、M&AのトラザクションにかかるセミナーをBusiness Schoolの生徒と共同で行うなど、金融業界に関心をお持ちの方にもとてもよいプログラムを提供しています。
以上


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